シニアの住み替えに有利な法案「Proposition 60&90」
02-27-18
シニアの住み替えに有利な法案「...

シニアの住み替えに有利な法案「...

プロポジション60/90って聞いたことありますでしょうか?

これはカリフォルニア州の法案で、55歳以上のシニアが住み替えをするために自宅を売却した場合、
もし、その固定資産税が低い場合、次に購入する家の固定資産税が高くても、低いほうの
売却した家の金額を引き継ぐことができるというものです。

例えば、例を挙げてみましょう。
20年前に$300,000で自宅を購入した方が、今その家を売ると$800,000の価値だとします。
でも、固定資産税の値上がりは、実勢マーケットの値上がりよりも激しくありません。
仮に$500,000くらいの評価額だとすると、税率(約1.25%)を掛けると

$500,000 x 1.25% = $6,250

が現在、支払っている固定資産税の額となります。

もし、$800,000で家を売って同じ価格$800,000の家を購入すると、固定資産税は

$800,000 x (約)1.25% = $10,000

になります。住居費に対する固定資産税の負担が増えてしまいますね。

このProposition 60/90を利用して申告すれば、現在支払っている低い固定資産税($6,250)を
次の購入する物件に引き継ぐことができ、お金を節約できるというものです。

ただし、購入する物件が売却する物件と同額かそれより低い価格のものが対象になります。
つまりダウンサイジングするシニアにベネフィットがあるということですね。

もう少し細かく解説してみます。

1.Proposition 60と90の違いは?

Proposition 60は同じカウンティー内での住み替えの場合、Proposition 90はカウンティ-から
異なるカウンティ-への住み替えの場合の法案です。

2.いつまでにタックスファイルすると有効?

3年以内に、購入してタックスファイルする必要があります。

3.LAカウンティー外に住んでいて、LAカウンティー内に購入するのは対象になるか?

なります。

4.LAカウンティーから他のカウンティーへの住み替えは可能か?

現在は、以下の11カウンティーが対象になっています。
・Alameda
・Orange
・San Mateo
・Ventura
・Los Angeles
・San Diego
・Santa Clara
・El Dorado
・Riverside
・San Bernardino
・Tuolumn

このように、もし上記の対象になる方の場合は、かなりメリットがありますので
これを使わない手はありませんね。

そして現在のルールに対して、主に以下の2点の拡張が検討されています。

(1)法案の対象を、現在の11カウンティーからカリフォルニア州全域に拡張

(2)「55歳以上で1回限り使える」というルールを、何回でも使えるように拡張

この拡張を議会で検討してもらうために、各所で署名活動が行われていますが
私も地元で所属するBeverly Hills Greater LA協会のメンバーと協力して
署名を集める活動をしました。

ぜひ拡張の法案が通ってほしいです。

LAカウンティーの「Proposition 60 & 90」についてのウェブサイト
https://assessor.lacounty.gov/propositions-60-and-90/

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H2N / Hiroko Nishikawa Naumann(西川ノーマン裕子)
RE/MAX Estate Properties所属
アメリカ・ロサンゼルスの不動産の購入・売却・リースと、渡米・移住、アメリカから日本への帰国をサポートします。
RE/MAX Estate Propertiesはカリフォルニア最大の全米大手不動産会社RE/MAXのフランチャイジーです。
H2Nが持つ日米の不動産ネットワークを駆使して、心を込めてお手伝いいたします。
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