LA不動産マーケットUpdate(2017年10月)
10-13-17
LA不動産マーケットUpdat...

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2017年9月のマーケットデータが出てきました。

大体のエリアで相変わらず在庫数が少なくて成約数が多いため、引き続き
市場に出てくる物件の回転率が早い状況が続きました。

1.平均価格(販売価格・成約価格)
販売価格、成約価格ともに微減しました。これから年末にかけては少し市場が
スローダウン傾向になります。

2.流通戸数
成約戸数は前年同月よりも増えて、流通戸数は減っています。

3.在庫指数
在庫指数とは、流通戸数を成約戸数で割った指数で、数値が低いほど
売り出されている数に対して成約数が多く回転が速いことを示します。
3以下は在庫不足で、6を超えると在庫がダブついている状態です。

*   *   *   *   *

この時期の結果は、夏に動いた物件の成約結果ですが、それではこの先はどうでしょうか?
秋になって、新規物件が出てくるペースは春夏よりスローダウンしています。
でも住宅ローンの低金利の影響もあり、バイヤーの需要は高い状態が続いています。

従って、この1か月くらいは、人気の高いエリアで1ミリオン以下の価格帯については
数週間でオファーが入るような、ホットな状態が続くのではないかと思います。
ただ、オファーがアクセプトされたのに、マーケットに戻ってくる物件も見受けられます。

◆バイヤーさんにとって大切なこと

まだまだ売り手市場ではありますが、買手もしっかり交渉し始めているため
エスクローが開設してからも、交渉がまとまらずに決裂することがあります。

こういった状況で物件を買われるバイヤーさんにとって大切なことは

1.オファーの競争が激しい物件に対しても諦めずに、ベストな内容のオファーを入れる
2.バックアップオファーも可能性が低くても入れる
3.市場を良くウォッチし続けて、素早く判断ができる準備をしておく

こういう体制を取っておくと、物件が市場に戻ってきた場合にも、チャンスが
また巡ってくるかもしれません。

◆セラーさんにとって大切なこと

今からは特にホリデーシーズンに入ります。
売り手市場とはいえ、せっかくエスクローをオープンしたのにまた途中で
キャンセルになると振り出しに戻り、新規で獲得できるいいバイヤーを
逃してしまいます。

最初にバイヤーを選ぶ際には、いかに途中でキャンセルにならないような
人を選ぶかということ。

それには、資金計画がしっかりしているか、購入意欲が高い人か、
そして間に入るエージェントがきちんとバイヤーのことをグリップしているか
なども大切な要素になります。

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地域ごとの最新マーケット情報は、こちらのリンクのE-bookletをご参照ください。
■ウエストサイド・マーケットレポート
http://issuu.com/remaxestateproperties/docs/ws_market_intelligence_report?e=18704338/15351436

■サウスベイ・マーケットレポート
http://issuu.com/remaxestateproperties/docs/sb_market_intelligence_report?e=18704338/15351462

■パロスバーデス・マーケットレポート
http://issuu.com/remaxestateproperties/docs/pv_market_intelligence_report?e=18704338/15351470

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H2N / Hiroko Nishikawa Naumann(西川ノーマン裕子)
RE/MAX Estate Properties所属
アメリカ・ロサンゼルスの不動産の購入・売却・リースと、渡米・移住、アメリカから日本への帰国をサポートします。
RE/MAX Estate Propertiesはカリフォルニア最大の全米大手不動産会社RE/MAXのフランチャイジーです。
H2Nが持つ日米の不動産ネットワークを駆使して、心を込めてお手伝いいたします。
http://www.h2nusa.com/
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